青少年たち独自の良心とモラルハザード悩み

N・Hはいうなり立ち上がった。なにやら家族間で統括方針について揉めて掛かるようだ。
「いや、だから外側で引き上げる食い分には容認するよ。身も」
 N・Hは追い込まれた挙句に同調するN・Mに大息をついた。
「え。じゃ、遠路なら良いんすよね?」
 S・Kが飛びつき始めると講堂はもう一度ざわついた。N・Tは段々と前のめりになってS・Kの居場所に目が離せなくなってある。こういう二人、なんだかんだでかしこくやっていけそうです。「セミナー外の恋に関してはフリーだ。ただ、いかほど別々のホールで過ごしているとは言えど、ここにおる淑女とロマンスになってしまうと問題があると言うだけの話です」
「おや。外側は大丈夫、まん中はNGと」
 S・Kはおもむろにポッケからスマフォを取り出した。どうしてもどっか良心ハザードを起こしている。
「ブハハ!お前、何メモってんだよ!」
「え?NGっすか?」
 何時の間にかN・TはあたしとM・Tの誘因を離れ、S・Kと関連よさげに触れ合っていらっしゃる。前もってN・Tのコミュニケーション能力には天性のものがあった。